コインランドリー

ありふれたような、日常の流れです。

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

自意識

好きなものが好き。ただそれだけでいいのに、どこかで大衆の中に溶け込めない自分に劣等感を感じて生きている。 誰しも個々の中に存在する価値観や感性は十人十色であり、自己意識を頑なに持ちながら多くの人々と相容れる関係を築くことは難しい。 「あなた…

お別れ

誰かが言っていた言葉、「お別れするっていうことは、その人に人生に参加しなくなるっていうことだよ」 引っ越しをした。 去年の九月ごろだっただろうか、閉鎖病棟を無事に退院して自宅に戻り、しばらくは憂鬱な日々を送っていた。当時付き合っていた恋人も…

病気

「君は事故物件なんだよ」彼から向けられた言葉。境界性人格障害という煩わしい名前の病気を抱えながらして、他者と関係を築くことはどれほどリスクを抱えることなのだろうか?些細な出来事が心の中で飛躍し、大きな事柄に発展すると全ての物事を放棄して自…

自己嫌悪

腹が立ったら怒ろうぜ。誰が言ったか忘れたけど、すごく好きな言葉だった。人はみんな思っている以上に身勝手だ。それは自分の感情面において、内から出たものは素直で偽ることはできないし取り繕うことなんて不可能だ。追いかければ逃げるし、避ければ追い…

悲しみ

結局のところ一睡もせずに朝を迎えてしまった。 特に悩みなど一つもない。 最近会った大きな出来事といえば、イヤホンが壊れたり、腕を切りすぎて脂肪が露わになってしまったり、どうせそんなことだろう。誰かにとっての大事は誰かにとっての小さな出来事し…

明るく元気にナイスピース

どこかで、わかってる。もう二度と私が特別になれる世界は訪れないこと。 ハイライトは残り一本になった。明日から何を支えに生きていけばいい? 唯一の救いとしてお母さんに返してもらった貝印の剃刀は誰にも見つからないようにタンスの中に隠してある。「…