コインランドリー

ありふれたような、日常の流れです。

楽しいと、美味しい

これからどんどん冬が深まっていく。夜に飲み込まれていくんだ。夕暮れになんの思い入れもないけど、勝手にノスタルジックな気持ちに浸っちゃうな。不思議だな。


10がつ28にち
数ヶ月ぶりに、小学生の頃から付き合いのある古い友達と遊んだ。10年来の付き合いだ。
1年に、1〜2回の頻度で会い、懐かしい話を語らいながら、お互いの近況を報告しあう。くだらないことで笑い合う時間がとても楽しい。気兼ねなく心を委ねられて、冗談も真面目な話も、上手い具合に受け取り投げ返してくれる。
言葉の選び方にユーモアセンスの溢れる彼女の話は、どこにでも溢れているようで、聞き手を飽きさせない魅力がある。面白くて頭の良い子は好きだ。

普段は上京している彼女が地元に帰省している時を狙ってお茶をすることが多い。今回は珍しく、下北沢のアボカド専門店でご飯を食べるという目的を持って都内で待ち合わせをした。
5年ぶりに訪れる下北沢。駅が改装され、昔の印象とだいぶ街並みも変わって、いつの間にか歳をとっているものかと実感を持ったり。

彼女を連れ回して、古着屋を巡り、服の世界にどっぷりと引き込まれてきた1日だった。
行ってみたかった古着屋さんで、何年も前からずっと欲しかったグリーンのドクターマーチン3ホールに出会い、「此処で買わなければ一生手にすることはないかもしれない」と心の中で決心をして購入した彼。usedだからだいぶ履き潰されてくたびれてるけど、味が出ていてとても良い良い。

f:id:kuchikosan:20141029171618j:plain

彼に加えて、ネイビーのシンプルな丸首ニット、グリーンチェックのロングスカート、グレーのシンプルなスウェットを購入してお買い物終了。久しぶりに沢山のお洋服に触れてみると「服に興味などない」と心の中で押しくるめていた気持ちが溢れかえって、再び服を愛してみるのも悪くはないと思う。好きなものはやっぱりどう転んでも好きなんだよね。

買い物に満足した後でアボカド専門店に向かい、アボカド料理を食らいながらディープな話を語らい。

f:id:kuchikosan:20141029173628j:plain

f:id:kuchikosan:20141029173641j:plain

彼女の経験豊かな恋愛談義や職場の話、私生活について、自分と遥かに差を感じながら話を聞いていた。
それぞれの環境で自分の人生を歩み、築き上げてきたもので構築された思考は十人十色で。考えることも好きなことも異なる彼女は食い違うことも、考えさせられることも、救われることもある。
生きる場所も時間も違うけど、こうして久しく会っては、変わりなく笑い合えること人は本当に大切にしたい。