コインランドリー

ありふれたような、日常の流れです。

稚拙な文章

朝起きたら、タイツが伝線してた。メディキュットのタイツだから値段もそこそこするし、まだ購入して一ヶ月未満だから、なんとも言えない気持ちになる。再購入する余裕もないので、とりあえず伝線したエッチなタイツで乗り切るしかないんだろう。今日もこの寒い土地で

 

昨日は、やっと残り2件まで絞られた引っ越し先の内見に行ってきた。もう2件しか部屋がないというのが事実。この時期は競争も早くて、良いところはすぐに申込みが入ってしまう。その中で見つけた良物件を逃したら、家なき子だし笑えない。

 

やったのかと、彼と2人で内見に行けた。2週間ぶりの休みだからこそ、いつもよりずっと特別な時間になる。当たり前のようにベッドで横たわる彼も、いつぶりに見る景色かな?

限られた時間の中でしか、2人でのんびりすることはできない。休みのない仕事に追われ、彼の心が疲弊していくのも目に取れる。それでも「栞ちゃんのために働くんだ」って、頑張ってくれる。奮い立たせる感情に限界を感じながら、どうすれば嫌な気持ちを振り払って前に進むことができるのか?たくさん自問自答してるだろう。その答えに導いてあげられる言葉が見つからない。一番愛してる男を安心させてあげる言葉を持ち合わせてない。

 

もしかしたら、もしかしたら、これから先はどうなるかわからない。貧乏になって、また一段と苦労が押し寄せてくる未来だってある。今の状況は、確実な安定とは言えない。それでも一緒に苦労したいと願える貴方がそばにいるから、足を止めることはしないよ。

 

どんなに苦しいことがあっても、進み続けることができる安心毛布が側にあるから大丈夫。新年を迎えて、やっとそういう気持ちが湧いてきたかもしれないな。少しずつ、本来のエネルギーが回復してきているところなんだ。

 

だからもっと、先へ進みたい!という感情が小さな殻の中で窮屈そうに空を仰いでる。ここに立ち止まって満足できるほど、まだ力尽きていないから。

 

それは仕事の面で大きく感じる部分がある。誰でも、「できること・できないこと」があるでしょう。他人がそれを成し遂げても、自分自身の環境や力量では、難しく感じることも。

結婚や子育てといった女性特有の変化に、どう対応するか?そういう年齢になってきたんだ。今後の仕事をどうするのか?いろいろと見据えないといけない。

やってみないとわからない!で、飛び込めるほど若くない。でも、いつだって始めることは遅くないことをちゃんと知ってる。自分の考えだけで社会の駒を上手く進めることは出来ない。きっと多少の無理も必要になってくる。その負担を少しでも減らすために、今何が出来るのか?焦らずに考えを温めることは大事だと感じてるんだ。

 

いまの状態では、どうにも身動きが取りづらい。自分のスキル不足や、盲点・欠点ばかりが目についてしまう。ただマイナスばかりを並べても先には進めないでしょ?良いところを伸ばして、マイナス点を補えるようにする。これは人生においても大事なスキル。

 

私は「文章を書くことが好き」という生半可な気持ちでいまの業界飛び込んだ。実際に見える景色たちは、これまで自分のやってきたことをすべて淘汰されるもの。当たり前だよ?お金が回るということは、自由な作品ではなく、商業的な意図で動いてるんだから。

2年近く勤めたらこの会社で、さまざまなことを学んだ。小さな言葉の端々や、読者の離脱を回避する方法など。どんな文章が他人を引きつけるのか?以外にも、そのルールは単純だった。何も考えずに並べられた言葉って、他人が読んでみると難解な文章だったりする。流れに身を任せて書き上げられた文章の粗を知ったことにより、これまでの無知な己に身震いさえするんだよね。

 

正しいルールの中で構成された文章。それはあくまでも、ニーズという単語が明確になっている中で作り上げられる世界。アート的な観点では、きっと通用しない。

商業的な文章と、コラムやエッセイ、小説では、もちろんのこと大きな違いはある。ただ1ついえる共通点は、読者に文字の羅列が伝わるかどうか?

 

文章で物事を伝えるなんて、簡単でしょ?って思ってる人も多いよね。誰しもが作文だったり、いろんな機械で400文字以上の文章を書いたことがあるから。

実はそうじゃなかったね。言葉と文字を組み合わせて、情報や物事を伝えるのは難しい。サラサラと書き綴られた言葉は、脆い。

家を建てるのと同じように、骨組みを作って肉付けをしていく。そうやって少しずつ、丈夫で強いものが仕上がっていく。何も考えずに手当たり次第材料を並べても「文章」という目的は達成されていないんだ。なんて、知ったような口を聞いてるけど、私だってまだ未熟者だよ。

 

ただ少しずつ、これまで積み重ねてきたものが無駄にならないスキルを身に付けてる。これからも自分の中で譲れない強みを磨いていきたい。そのためにはどうするべきか?今年はじっくり考えていこう。そろそろ始まりそうだし、のらりくらりやっていこうよ。