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コインランドリー

ありふれたような、日常の流れです。

人と違うことの恐ろしさ、優越感、敗北感、虚無感。それを味わうために同窓会に足を運んだ。「相変わらず個性的だね」個性的って万能な言葉だ。「おしゃれだよね」って、みんな社交辞令がうまくて、適当な言葉を選んでくれる。私は褒めることも、話すことも上手くできないから、伏し目がちになりながら頷くことしかできない。相手に興味がないんだろう。順風満帆に人生を歩み、それなりの壁に当たりながらも、夢に向かって突き進んでいく彼ら。言葉選びだって上手い。
どうしていいか分からずに、浸すらに、お酒を浴びるように飲んだ。私の話も言葉も誰にも届かない。服の話?恋愛の話?適当な大衆の流れに乗れそうな話題を選んで身を削った。中身の無い人間みたいな顔してヘラヘラお酒を飲んだ。本当は空っぽだ。

同年代の女の子たちは、みんな綺麗で美しかった。綺麗に化粧をして、女性らしい服を身に纏って、社会で堂々と恥ずかしくないように生きている。
彼女たちのようになりたいとは思わない。私は私であることに誇りを持っているし、私であることに胡座をかい生きているだけだ。本当は特別でもなんでもない怠惰に毎日を生きるだけの精神病患者だ。精神病患者ではなかったら、ただのクズだろうな。そこまで自分を追い込めないし、殺すことも出来ないくらいに、どう転んでも私が可愛い。

悲しくない。悔しくない。泣かない。死ぬことができなければ嫌でも生きなければいけない。私の頭の中の世界も何もかも、そうやってお前らは嘲笑って、生きるのが嫌になるね。どうして生きてる?