コインランドリー

ありふれたような、日常の流れです。

ほっといてくれよ

雨が深々と降っている土曜日だな。外は湿気に包まれて、地面が濡れていることにも気づかずに意気揚々と洗濯機を回して失望してた朝。雫が地面にぶつかる音は、わたしの耳に届かなかったのか。 あんなに楽しみにしていた休日は何もすることがないし、どこにも…

遠い愛情

いつまでもずっと手が届かないところにいるなあ。ずっと一緒に居ても、その美しさに目を凝らして眺めていることしかできなくて、自分にはあまりにも勿体のない生き物なのじゃないかって時々考えるよ。でも、それは会えない時間が育んでいった貴方への偶像で…

古臭い記憶

ゴールデンな毎日も明日で終わりだ。わたくさん食べて、好きな人に会って、お小遣いを一万円もらって、生きたい場所に行って。失敗も成功もすべてを楽しめる大型連休だった。 去年の今頃はこんな風に大型連休を楽しめなかった。大型連休なんてものは、概念で…

正しい彼女

そういえばこの間好きな女と上野で会った話をしようと思う。 彼女と会うのはかれこれ一年ぶり以上な気がする。前回、彼女と会ったのは、王子劇場がある王子駅だった。実家に帰るため電車を乗り継ぐ先に私の住む自宅の最寄りがあるということで、一目だけでも…

賢い近道を選択して生きる準備

あの人はきっと負けず嫌い。 だっていつも、私の駄目なところと自分の最高を比較して、「いいでしょ」ってかわいい顔しいて自慢をしてくるから。 ゴールでウィーク ゴールデンウィークはいつの間にかスタートした。初日は好きな男と秩父へ出かける。きっと彼…

華金

マインクラフトのBGMを聴きながら夜を過ごしてる。今日は華金だ。お酒を飲みたいしポテトサラダを食べたい夜だと思う。それでもなんだか気持ちはコンビニに行くことへ拒否してるように思うからブログを淡々と書いているよ。 華金だっていうのに、20時に再…

人はでかい石で殴ると死ぬ

私は不機嫌なのに、洗濯機の調子はいいので、それだけで少し気持ちが楽になるな〜と自分の中で言い聞かせながら生きてる。 入社当初は優しかった専属の上司も、いつの間にか彼女のイライラの捌け口になってしまった。いつから、変わってしまったのだろう。仕…

お別れ

自宅の猫が行方不明になった。 お別れの時なのだったのかもしれないね。最後までずっと身勝手なやつだった。挨拶もなしに居なくなっちゃうなんて、本当にあいつらしいよ。 お母さんは猫が恋しいと猫のグッズをひたすら集めるようになった。弟は一年後に猫が…

生きる思想 死にゆく思想

夜中に友人から電話がかかってきた。彼は酒を飲んでいるであろうしゃっくりを繰り返しながら電話口で淡々と話を始める。 「どうして日本のラジオはトークばかりなんだろう」 彼曰く海外のラジオ番組では、音楽だけをひたすら放送している番組というものが存…

誰かの眼に映る景色の一部(わたし)

違うそうじゃない、って思うことは日々の中ではたびたびあるけど、それでもその言葉をぐっとこらえて生きてる。もしかすると一旦それらをの飲み込んでから、忘れた頃に引っ張り出してくると納得してしっくりきたりするもんだ。 最近はずっと苦しくて、どこか…

家族の風景

母がはるばる鎌倉から遊びにきてくれて、二年前から約束をしていた吉祥寺デートへ。急遽泊まりにこないか?と誘いを提案してみる、身軽なそぶりで正装をして東京へとやってきた。電車に乗りなれない彼女は何度も乗り換えで不安を訴えながら、なんとか私のク…

誰かがもがいてる時とか、苦しい時とか、そういう時全然わかんなくなる時もあれば、痛いほどわかる時もあって。 わかんないほうが気持ちよくて、わかるのは優しさとかエゴじゃなくて、すごいキツイの。

電車が止まって、1時間近く車内に閉じ込められた。閉塞的な空間で息が詰まりそうになりながら逃げるように本を読んだ。 そこに書かれていることすべてがあまりにも胸が苦しくなって思わず彼に会いたくなる。会いたい人がいて、会える人がいるのは幸せなこと…

わたしは、わたしの身の丈にあった幸せがここにあるはずなのに、なかなかそれを噛み締めないで生きている気がするんだよ。あまりにも邪魔なものが多すぎて、もっとクリアな世界だったら幸せを感じることができるのに。生きていると世界が霞んでしまうことは…

花見という名目だった飲み会から、雨で断念して友人宅で大勢の人々と飲んだ。お酒をたくさん飲んで、いろんな音楽を聴きながらまったりと時間は流れていって。笑いの絶えない空気に居心地を感じながら楽しんだ。 帰りは終電ギリギリになってしまい、合鍵で彼…

幸せと多幸とパスタ

物思いに耽っている。幸せすぎて、なかなか眠りにつかない。この気持ちのまま眠るのがもったいなくて、明日も朝が早いのに多幸感を抱きながらタバコを片手にご褒美のピルクルを飲む。最近のわたしの体はピルクルとコーヒーで構成されてるかのようだ。 彼に会…

ああ、昔は帰りたくないってずっと泣いてたよね。わがまま言って無理やりホテルに連れ出してセックスしたり、そんなことばっかりしてた。どこにいても気持ちは空虚で、誰とセックスしても悲しかったよ。 仕事もしてない、男もいない、家族も嫌い、守るものは…

休日なのに何故か4時間しか2時間弱しか眠れずに、6時に起床。外は雨がしんしんと降って部屋の中は極寒の勢いたった。エアコンをつけてテレビをつけてみるも、休日の朝に放送されている番組はどれも目を奪われるものなど一つもない。 タバコを吸って吐き気と…

日々

ここ一週間間怒涛のような日々でたくさんの出会いがあった。いろんな人にあってお酒を飲んで、ご飯をご馳走になった。 友人が泊まりに来て、いろいろな話をした。ここまで人と面と向かって何時間も時間を忘れて話すのは久しぶりで。朝起きた時、彼女がベッド…

人との距離感って難しいな。未だにうまく計らなくて、私はまだ人に甘えてばかりだなと思う。誰にあってもしっくりこなくて、誰かの時間のゆりかごの中で自分が揺られている気持ちになるな。 都心の気温は14度なのに、私の住んでる地域は同じ東京なのに3度も…

硬い床で寝るのも、4日目となるとだいぶ慣れた。寝袋生活では色々な工夫を凝らして、何とか自分のスタイルに馴染むところまでやって来たので良しとしよう。 家に帰って、初めて夜のシャワーを浴びた。2年前に住んでた家は、狭い玄関の廊下沿いにユニットバス…

約一年半ぶりの一人暮らしは、足が勢いよく進まない。近くのスーパーに立ち寄ったとき、あの頃の記憶が巡って嫌な気がした。 「ありがとう!気をつけね」と家族を見送りみんなの背中を見つめるのが嫌だ。長い間人と暮らすことに、あまりにも慣れてしまった。

いろいろ考えていると、うまくいくのかな?と不安になってくる。人の些細な仕草を見て怯えたり、人の優しさに温かみを感じたり。 毎日忙しくて、考えることはたくさんあって、全然気持ちが休まらない。このまま一人暮らしを始めてわたしは上手く生きていける…

イライラが止まらなくて些細なことで喜怒哀楽が起こるのは疲れる。今日の自分の判断と誰かの判断は正しかったし偉いと自分を褒める。自宅に帰って冷たい布団で寝る。これでいいんだよね。 気を使って改札越しに合鍵を渡した。少し一緒に居られる時間もなく電…

飲み会だから化粧をしようとか、彼氏に会うから化粧をしようとか、そういう当たり前のことを誰かに褒めて欲しい。 東京の鳩は人を怖がらないし、向かって来るからすごく怖い。 今日は仕事が終わったら物件の契約をして、鍵をもらいに行ったら、入れ替わりに…

色々と気持ちがむちゃくちゃする。人の優しさも、素直さも、誰かの性質も許せない夜があるんだよね。優しくならない夜が。最初から優しくなんかないのに。 どこの誰に呟くわけでもないのに、私の言葉が誰かに届いて冷やかされたり、馬鹿にされたりすると、そ…

人と暮らすとか、人と住むって多分ものすごく大変なことなんだろうな。私はよくそれを今までしてきたものだ。 自分の中での決まったリズムがあってそれを狂わされると全部がダメになる。自分の中で作ったローテションや決められた完璧を少しでも乱されると何…

すごく怖い思いをした。反射的に体が動いて、呼吸が早まりいろんなことが真っ白になって。頭の中で繰り返される恐ろしい出来事が自分を蝕んだ。人が近くに居るだけで恐ろしくて、誰にも触れられたくない。 目もよく見えない、心臓のドキドキがずっと耳を打つ…

あーあ。なんか無性にいろんなことが気持ち悪くなってしまう。誰かとキスをしたりセックスしたりすることが無性に怖い。仕事から帰る一人の夜道で怖くて少し蹲って、一呼吸置いてからまた歩き出す。 今日は彼に会うために、久しぶりにきちんとお化粧をしてコ…

きょう

今日はあれが面白くて、あんなことが腹立ったし、やっぱりあの子はあんまり好きじゃないんだよねー!って話は誰にしたらいいんだろう。全然一人じゃないのに誰も好きになれないからうまく人と話せない。 休憩中に同期の人と笑っても、私どこで笑ってるのかな…