コインランドリー

ありふれたような、日常の流れです。

あなたの記憶の中に私はもう居ないけれど

なかなか実家に帰ることもできず、タイミングもあってしばらくの間祖母に会うことができなかった。 今年は彼女に会いに行こうと、「明けましておめでとう」を伝えに会いに行った。久しぶりに見るおばあちゃんは随分小さくなっていて、あの頃の活気はもう失わ…

2016年

2016年 出会いも別れもあった一年だった。それはきっと去年も同じようなことだったと思う。 年明けは大好きな人と一緒に新しい年を迎えた。 2016年当初はセブンイレブンでバイトに奮闘し、中国人店長と折り合いが合わずにドロップアウトをしたり。 新しい仕…

彼女たちの苦しみと他者

メンヘラという名前の閉鎖病棟があるとするならば、俗に言うメンヘラと呼ばれる少女たちはそこに閉じ込められている。一時退院や入退院を繰り返すもの居れば、いつまでも其処に身を染めてしまうものもいるだろう。 「一時退院おめでとう」 少し気持ちが向上…

時の流れ

「あ、恋人に振られて一緒に泣いた人だ」 見ず知らず彼は、あの時電話越しで一緒に泣いた人だった。 私が彼と別れた直後の話。 好きな人に振られた悲しみで空虚な気持ちを抱えながら、人知れず真夜中にインターネットの掲示板に書き込みをして誰かの反応が帰…

長いようで短い、夜の足踏み

鳴り響くEDM。見知った顔に、薄暗い店内、タバコの匂いと女の子たちの賑やかな笑い声が聞こえてくる。 真っ黒いレースのドレスに身を包み、濃いめの赤を唇に乗せて気持ちを引き締めてお客さんの座るテーブルに向かう。 「しほです。よろしくお願いします」 …

不安への旅立ち

退屈な毎日を覆すために、私は荷造りをして部屋の掃除をする。きっと明日からご飯を食べないだろうし、毎日健康的にプールへと通うことになるだろうと思う。彼からもらった度入りの水中眼鏡はなくしてしてしまったので水中に潜ることはできないし、水中から…

枕を濡らす

彼はそう言った。 勢いあまって飛び出した私の足は小田急線の新宿方面へと乗り込む。彼のもとへ到着するのは23時を回ったころ。真夜中の小田急線はのんびり新宿へと私の足を運ぶ。二か月ぶりの彼との再会。 突然飛び出したその身体は身だしなみもまともでは…

幸せを大切に持ち歩いて

最近はずっと天気が悪いね。雨ばかりで、晴天の空を忘れてしまいそうだよ。ここのところは毎日せわしなく働いている。休日の心地よさや時間の流れも忘れてせっせと身を粉にして、働き眠って生活しているかな。とても健康的だよ。 君の生活はどうですか。わた…

リストカット

夏の終わり 最近は天気があまりよくなく、雨の日々が続いているようで。このまま夏が終わってしまうかと思うと、少し心残りを残しながら新たな季節への導きに少しだけワクワクしています。 職場での話。 同じ痛みを抱えた女性の多い職場では、時たま私の腕の…

痛み

「ねえ、もう」彼女はそう言って私の身体を強く抱きしめた。何事かと思うと、私のボロボロの腕を見て、すごく悲しそうな顔で強く抱きしめてくれた。 「社会の中にはこれを否定する人もたくさん似るけど、味方もたくさんいるから無理しちゃだめだよ。もうやっ…

仕事 人間 相性

人の痛みというものはとても奥が深い。 一昨日帰宅してから私は腕を切った。明確に言えば、手の甲をだ。 日によって客の質は変わるし、個々の人格やキャラクターを確立しなければやっていけないキャバクラ譲。「君はまだ自分のことをわかっていないよ」と言…

キャバクラ体験記

火曜日の夜七時。 今日は平日出勤。平日なのでお客さんは週末にくらべて酷く少なく、女の子の人数もだいぶ減っている。七時になると同時に店内の照明は暗くなりクラブミュージックが響き渡る。 顔に沢山穴の開けた華奢なボーイが店内の音楽を徐々に上げてい…

涙が出た。いや、正確に言えば涙が出るほど綺麗だった景色だと言えるだろう。二度目に訪れるその景色はやはり、一度目に訪れた時と同じ思いのまま眺めた。 少しタバコを吸って、家族や自分の心の話をした。「あなたが少しでも元気になれるといいね」と言葉を…

他者と自己 穴の開いたバケツ

「俺は、自分の兄弟が腕を血まみれにしたり自殺未遂うを繰り返したりしているのはすごくいやだ」と彼は言った。 私の弟は高校二年生の16歳で、彼はまだ幼いながらにたくさんの物事を抱えて生きている。自分の兄弟がことあるごとに家を出ては戻り、食を失い…

言葉は料理 自己のユートピア

必要があればいつだって嘘をつくし、私が捨てたいときモノを捨てる。 打ち明けてしまえば壊れるものであるのなら簡単に打ち明けて、すべてないものにしてしまえる。簡単に手に入るものはすぐに壊れる。それは人間関係においても同じだ。 私自身がとても簡単…

デパス200錠

みんな輝かしい日々を送っているし、それを求めて死に物狂いで何食わぬ顔で生きている。私はそれを横目に、6畳半のガンプラとサブカル入門書漫画が並べられたワンルームでうつ病をを患った男の子と毎日キスをしながら暮らしてる。日々はオシャレに彩られない…

「ごめんね。そんなに、あなたの心の中で悩みを抱えていると思わなかったよ」と後ろから囲われるように抱きしめられた時に。其れ等は義務的な何かでしかないのに愛を感じた。 私が被害者になれた時、初めて加害者に対して愛情を感じる。誰かによって傷つけら…

過程

「もうあんたのことを私たちは支えきれないよ」とお母さんは泣いた。 死にたいとお母さんの前で大泣きした23歳。ソーシャルネットワークから身も心も離脱して、私は数少ない友人の中で死亡説が流れることを信じて。 彼氏と別れて、同性解消をして実家に帰…

わたし

私も多分そこら辺に転がってる女の子となにも変わらなくて、全特別じゃない。いい意味でも悪い意味でも。 きっとステレオタイプに押し込められて片づけられてしまうような人間なんだ。 悪いことじゃないよ全然。 普通に恋をして、付き合って、別れて、男の子…

きっと今ある結果や出した答えはあまり利口じゃないと思っている。私自身がどうあるべきことが一番の幸せなのかについて考えれば、答えは一つしかない。ただそれを遂行するにはまだ未熟すぎる。先のことはわからないどう生きたらいいのかについて明確な答え…

話をします

熱が出ました。久しぶりに38.6度の熱が出て、体の節々がミシミシと痛めつけられ、鼻の中にドロドロとした液がたまり、声はカスカスになり、心細いあまりにお母さんが東京までわざわざ来てくれました。解熱剤を飲んだら少しらくになったのでハムサンドを食べ…

とても長い、です。日記

私の恋人は月に一度夜勤があるのだ。その日はどうしたって一人の夜を過ごさなければいけない。何時だって良い匂いのする、優しかったり不機嫌だったり様々な色を見せる、白くて骨っぽくて滑らかな肌触りの生き物は隣にいない。昨晩、恋人は夜勤だった為に一…

泣くことも、引き止めることも、何をすることもすべてダサいって分かってる。悲しいときは涙が出るし、手放したくないものは幾らでもある。それがどうしてそこまでして手放したくないのか上手く説明は出来ないけど、きっと日々の積み重ねの中で深いところま…

きょうのことをわすれぬうちに

朝起きると、何故が裸で、彼に体を沿わせて少し艶かしい気持ちに彩られるも、彼は仕事に出かけて。お布団の中に潜っているとゴミを出そうと思い外に出たはいいものを収集車が行ってしまったようで戻ってきた彼(確かで曖昧)が枕元に来るとキスをしてくれたよ…

知られる自己

誰が悪いとか、悪くないとか、そういう話でもなくて。最近は写真ばかり撮っている。それが良いとか悪いとか、つまらないとか面白いとか、そんなことはどうでもよくて。自分が観た世界を見たいように捉えられた形がそこに残せることが一番の醍醐味であるとい…

信じる

見えないゴールに向かって、どこまで走り続けられるだろうか。走ることはなくて、歩くということを少しずつ習得し始めているんだ。コンディションが整っていない状況で長距離マラソンは負荷が掛かりすぎる。最初は歩き出すことから始めてみようか。たまに疲…

全部失いたくない怖い

手が悴むのに、家に一人でいると気持ちがいっぱいいっぱいになって外を徘徊してる。行く当てはなくて、たどり着いたコンビニでタバコを吸って帰ってきた。お母さんがご馳走してくれたランチとデザートは胃にたくさん詰め込まれて、気持ち悪い。お誕生日プレ…

疲弊

どこに立って生きているんだろう。 私は私でしかないのに、他人に合わせてばかりいると自分はどこに生きているのかわからなくなる。他人が愛する自分が其処に存在したとしても、それは本当の自分自身に対する愛ではなく他人の都合の中で作り上げられた自分で…

他者の人生を生きる必要はないよ

ああ! どこかで他人と自分を線引きして、傷付けられることを免れる為に、顔色を伺ってご機嫌取りばかりしていると心がどんどん窮屈になって他人の人生から離脱してしまいたくなる。それこそが堂々巡りの諸悪の根源になっていたんだ。事の解決に対する妨げを…

自意識

好きなものが好き。ただそれだけでいいのに、どこかで大衆の中に溶け込めない自分に劣等感を感じて生きている。 誰しも個々の中に存在する価値観や感性は十人十色であり、自己意識を頑なに持ちながら多くの人々と相容れる関係を築くことは難しい。 「あなた…

お別れ

誰かが言っていた言葉、「お別れするっていうことは、その人に人生に参加しなくなるっていうことだよ」 引っ越しをした。 去年の九月ごろだっただろうか、閉鎖病棟を無事に退院して自宅に戻り、しばらくは憂鬱な日々を送っていた。当時付き合っていた恋人も…

病気

「君は事故物件なんだよ」彼から向けられた言葉。境界性人格障害という煩わしい名前の病気を抱えながらして、他者と関係を築くことはどれほどリスクを抱えることなのだろうか?些細な出来事が心の中で飛躍し、大きな事柄に発展すると全ての物事を放棄して自…

自己嫌悪

腹が立ったら怒ろうぜ。誰が言ったか忘れたけど、すごく好きな言葉だった。人はみんな思っている以上に身勝手だ。それは自分の感情面において、内から出たものは素直で偽ることはできないし取り繕うことなんて不可能だ。追いかければ逃げるし、避ければ追い…

悲しみ

結局のところ一睡もせずに朝を迎えてしまった。 特に悩みなど一つもない。 最近会った大きな出来事といえば、イヤホンが壊れたり、腕を切りすぎて脂肪が露わになってしまったり、どうせそんなことだろう。誰かにとっての大事は誰かにとっての小さな出来事し…

明るく元気にナイスピース

どこかで、わかってる。もう二度と私が特別になれる世界は訪れないこと。 ハイライトは残り一本になった。明日から何を支えに生きていけばいい? 唯一の救いとしてお母さんに返してもらった貝印の剃刀は誰にも見つからないようにタンスの中に隠してある。「…

hakidame

私の一日が終わるときに傍にいてほしいという話。 何をしていても退屈で、腕を切り終えた虚無感と空虚さは拭われない。どこにいても一人でいるような気持ちが取り払われません。一過性の何かを埋めるためだけに誰かにゆだねられる私の身体と代償に失われてい…

毎日生きていることがとても苦しい。新しく始めた仕事はすぐにやめてしまった。社会に立つという恐ろしさと、自分の不甲斐なさに心を押しつぶされた。人の視線や言葉がけや、誰かはそれを「気にしすぎているだけだ」という言葉で片づけるけれども頭の片隅で…

悲しみが一番に優しい

あっちゃこっちゃ 他人のふり見て我がふりなおせ。 みんな敵で誰になんて言われてるかなんて、君にも私にもわからない。 気分は最悪。頭は働かない。 将来のことは考えられない。フェイスブックでは見えない社会のレールにひしひしと踏み殺される。いつまで…

救いのない安心

起床5時。 蜩が鳴きはじめる。夏の日暮れは遅い。まだ外は明るくて、蝉も求愛に勤しんでいる。十分過ぎるくらい眠りに高じた身体は頭も肉体も重い。自失を出てキッチンに向かうと夕飯の支度をはじめている。今日のご飯は炊きご飯のようだ。 様々な物事に対…

見えないゴール

ちょっとだけお預け 漠然とした日々が辛い。 どうして辛いの?どうして辛いのか自分自身でもわからなくなる時がある。様々な状況を自分の心の中で肯定してみても、他人に肯定されても、それはだっぽん的な解決に繋がることはない。時に心は受け入れることで…

心の芽を植え付ける

腹が立つという言葉が好きだ。 私は22年間生きてきた人生の中で、22歳にして初めて腹が立つという言葉を使用したと思う。それはとてもシンプルで怒りに対するウェイトの向け方が規則正しく向けられているように思う。 昔から、あまり男女関係に関する話題は…

限界

納得がいかない物事に対して、すべてに納得がいかないと言葉を並べられるわけなじゃい。圧倒的被害者でも、加害者だとしても。 「君の生き方は気持ち悪い」 ある物事を述べたときに並べられた言葉。ずっと寄り添ってきた人。生きるも死ぬも、すべての大事な…

アップデート

いま私に必要なものは、少ない友人と、なりとみさんと、優しい家族と、不細工な飼い猫と、少しのミュージックと多くの書籍と、写真を撮るための時間と、たまに絵を描くために必要な紙とペン。多くの物はきっと必要ない。物が無限に溢れていくごとに様々な事…

思い出 今 幸福

ユーチューブの広告動画で姉妹のショートムービーが流れた。 夏祭りから帰ってきた妹。「ねぇ、見てみて姉ちゃん」「あ、一匹も釣れなかったんでしょ」この会話から妹の昔話に花が咲く。 「金魚どうしよう?金魚鉢ある?」二人で押し入れの中を探してもても…

意地

「私は前に進まなくちゃいけない」ってプラカードぶら下げてあるいてれば、いつか真実にたどり着けるんじゃないかって思ってる。嘘でもついていないと自分自身が今にも崩れ落ちそうなんて、それさえも真実だと思う? 私は私でしかなくて、どんな私さえも自分…

自己愛

「最近元気そうで、よかったよ」 誰かにそうやって声をかけられたことが、ありまして。人の優しさです。 時はあっという間に過ぎて八月に突入しました。いつものことのように時の流れは「あっ」という間で、過ぎ去った時間はぽっかりと穴が開いたように思い…

疲れてる人が一人

仕事をしようという気持ちと怠惰な感情が犇めいてます。 友達の誘いを断って、遮光カーテンを閉め切ったクーラーのない高温の部屋で引きこもる。家にあるゆで卵を二つ茹でる。もちろん半熟だ。マヨネーズをかけて食べる。コレステロール祭り。お母さんに頼ん…

苦しい

きっといまにも死んでしまうのではないかと、見えない紐で引き寄せられるように、捕まったふりをしてここに止まっている。いつまで私はこの土地に居着いてしまうんだろう?全てが振り出しに戻ったかのように。仕事はしばらくお休みをもらった。深く切り刻ん…

女が一人 洗練された動きで艶めかしく腰を曲げる。生成りのワンピースの襞は女の動きに合わせてフローリングを優しく撫でる。一つ一つの動作がすべて映画のワンシーンを覗いているような。 水槽で苦しそうに泳ぐ魚の尾びれはボロボロで、動きづらそうに、ほ…

死ぬ

死ぬよ